ロコモティブシンドロームとは

骨・関節・筋肉・神経など身体を動かす機能を運動器といいます。

運動器の障害で歩く・立つ・座るなどの日常生活の機能が低下し、要介護のリスクが高くなった状態をロコモティブシンドローム(和文:運動器症候群)といい略してロコモといいます。

ロコモは(社)日本整形外科学会が提唱している新しい概念です。

ロコモには
『人間は運動器に支えられて生きている。運動器の健康には、医学的評価と対策が重要であるということを日々意識してほしい』
というメッセージが込められています。

ロコモの原因は

運動器の障害には大きく分けて2つ

➀運動器自体の疾患(筋骨格運動器系)

➁加齢による運動器機能不全

ロコチェック

ロコチェックをつかって確かめてみましょう。

片足立ちで靴下が履けない
15分くらい続けて歩けない
階段を登るのに手すりが必要である
家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用・布団の上げ下ろし)
2㎏程度の買い物袋を持ち運ぶのが困難である(1ℓの牛乳パック2本分くらい)
横断歩道を青信号で渡りきれない
家の中でつまづいたり転んだりする

          参照:日本整形外科学会 ロコモパンフレット2010年度版から

いくつ当てはまったでしょうか?
1つでも当てはまればロコモの心配があります。